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空き家バンク

奄美の文化・風土を守る 土地の情報収集およびデータ蓄積の体制構築へ

現在、島の9割が規制のない都市計画区域外である奄美大島の都市開発がおかれている現況を考慮し、島外の投資目的に基づく売買の拡大や、島内の地価高騰による元来の地域コミュニティの崩壊を防ぐため、住民の代表および専門家により地域ごとの都市計画の実質的決定機関である、コミュニティボードを設置し、過剰な土地開発を住民によりコントロールする仕組みをつくります。

■奄美大島の現状

1. 奄美が僻地や離島であることから、外部の往来が少なく、土地の継承が代々 続いており、若者が都会に出ることで所有者がわからない土地が増えている。

2. 世界遺産登録を控え、国内外から土地の売買が急速に進み始めている。

3. 外部からの購入者が増え、相場以上の価格で取引されている。

■今後の空き家バンク展望

1. 集落の単位が小さいことから、地域行政と集落の代表と密な連絡を取りつつ、 所有者を探り当てる方法のルール化を行う。

2. 構成メンバーである宅地建物取引士と建築家のノウハウを共有し、それぞれ の地域に合った空き地の活用法のリサーチ・データの蓄積を行っていく。

3. 空き地の相談窓口を設置・相談体制の構築を行う。

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山下保博とまちづくりグループ
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